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つまり、蛍光体が紫外線を吸収し、蛍光として発光する効率(量子効率)の向上が求められている。
このためには、現在使われている147ナノメーターの紫外線を効率よく吸収する材料を開発する、蛍光体の結晶性を向上させる等が考えられる。
蛍光体の寿命を長くするためには、結晶性を向上させることが大切である。
例えば、現在、PDPで使われている紫外線の波長が147ナノメーターと、他の製品向けに使われる蛍光体よりも短波長なので、蛍光体の組成を改良して母体をより衝撃等に強いものにすることも重要となる。
国内の蛍光体メーカーは、化成オプトニクス、日亜化学工業等である。
また、PDPを開発する大手電機メーカーの中には、蛍光体を内製している企業もある。
なお、蛍光体メーカーが供給するのは蛍光体のみの場合が多い。
このため、蛍光体をペースト化した材料の供給を狙うメーカーもある。
PDP用蛍光体では特に、化成オプトニクスが先行している。
同社は、70年頃からNHK放送技術研究所と共同でPDP用蛍光体の開発を始めた。
同社の事業分野は、蛍光体関連、放射線関連、情報機材関連、新規事業関連から成立っている。
蛍光体関連は、同社売上げの約70%を占めており、CRT用、VFD用、ランプ用等の蛍光体を供給している。
特に、カラーテレビ用蛍光体の世界シェアは30%に達する。
CRT用蛍光体は、365ナノメーターの長波長で発光する。
コントラストを高めるため、蛍光体にさらに顔料を付けたものもある。
さらに放射線関連では、増感紙・蛍光板を中心に、X線防塵護衣、光磁気ディスク.X線アナライザ等を手がけている。
増感紙では、「KYOKKO」ブランドで大きなシェアを有していた。
情報機材関連では、OPC(OrganicPhotoconductor:有機光導電材料)ドラム(円筒状)やシートを中心にコピー機、プリンタ用感光材を手がけている。
ガスの役割アセンブリ工程の部品・材料フロント基板、リア基板を貼合せた後、2枚のガラス基板の間を真空にする。
この中にガスがmg単位で封入される。
封入されるガスは、放電を起こし、放電の際、紫外線を発生させる役割を持つ。
ちなみにガスの封入量は、各PDPメーカーのノウハウとなっている。
ガスの材料封入されるガスの材料には、ネオン・キセノンガス(ネオンとキセノンを混合したガス)、ヘリウム・キセノンガス(ヘリウムとキセノンを混合したガス)等が用いられる。
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